字典
- 花墨舎-sisui
- 2023年1月13日
- 読了時間: 1分
今週は「書初め」をしています。
このお手本書きはその方の習熟度によって変えています。また、語句の響きや意味が好きなものであっても、書き表すとなると難しいなぁ…となる場合も多々あります。
ですが、年の初めの記録として、一年後の自分への成長の記録として残していきましょう!と書いてもらっています。
そこで、語句を書き始める際にすること、その①として字典で文字を調べます。

このページは「示偏」。篆隸草行楷書の文字や時代・書家名などが載っています。
これを参考に崩し方を間違えないように、あるべき一画を書き洩らさないように確認していきます。
この字典は掲載されている文字が多く大きいので愛用していますが、何せ重いのが難点…。足の上に落そうものなら間違いなく骨折ですね^^;
習いたての頃、師匠に「書をするなら持っておけ!」とやや命令的に渡されましたが、当時「書をする」が何をすることなのかサッパリわからず、ただ、「大変なことになった…⁉]ことだけはうっすらと分かり、重さを感じながら帰路につきました。多分、この本を持っていなければ個展まではしなかったと思いますし、紫翠は存在していませんでしたね。
改めて、師匠に感謝です。
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