王羲之「蘭亭序」

この５月６月に体験教室・新入会の問い合わせが続き、お手本書きの作業範囲が広がり、久しぶりに「蘭亭序」の始めの辺りを書きました。

「蘭亭序」は線の肉厚と筆の動きの変化に特徴があります。

以前、私の師匠は「蘭亭に始まり蘭亭に終わる」と仰っていました。この頃やっとその意味が解るようになってきました。

初学者は楷書から習い始めます。

起筆終筆をきれいに纏めるのは難しいのですが、基本は基本として身につけ、ある程度進んでから行書も習っていくようにしています。